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どんぶり付きチキラー狂想曲(後編)

ヤマト運輸が来た。

 「こちら、補償の品です。
 このたびは本当に申し訳ございませんでした」

と差し出される、どんぶり2つ。

 「それから、こちらは今日届いたお荷物です」

と、別途ダンボールが差し出された。

まさか、「コレもどんぶりなんです」とは言えず、
ハンコを押して受け取り、おじぎをして、ドアを閉める。

あーあ。
欲しかった倍の数のどんぶりが届いちゃった。

どうしよう。

だって、そりゃ怒りメールは出したけど、
代替品を送ってほしいなんて言ってないし思ってないし、
第一、まさか同じ物を何個も持ってるなんて「マジですか!?」だし、
変に得するみたいで「じゃあ、いただきます」なんて受け取れないし、
脅したわけじゃないのになぁ、とか、
強請ったわけでもないのなぁ、とか、
なんだか、や~~~な気分になってしまったわけで。

でも、まあ、そこは私も日本人です。

出品者に、

 「ヤマト運輸が無事に補償してくれたから、追加のどんぶりはお返し致します」

と、メールを送ってみました。

題して、

 「あら、そんな、いえいえ」
 「いえいえ、そう言わず」
 「いえいえ」
 「いえいえ」
 「そうですか?じゃあ……」作戦!!

一度遠慮するだけで、罪悪感がスッキリ解消!
どっちに転んでも胸のモヤモヤは晴れるって寸法。

日本人の美徳って素敵。

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