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北里研究所病院での診察結果

 「重症ではないけれど、正常ではないですね」

という結果が出ました。

アレルギーは、異物に対する免疫反応で、身体に一定の変調をきたすのに対し、
化学物質過敏症は、
異物によって中枢神経が異常をきたし、さまざまな変調を起こすという違いがある。
だから、過敏症の診断では、自律神経と脳神経の検査をいくつかするんだけど、
私の検査結果のグラフはすべて、
正常な人と過敏症の人の数値を足して2で割ったような形になっていた。
重症患者ほどではないにしろ、正常な人には出ない乱れが大きく出ていて、

 「過敏“症”に向かうレールに乗った、過敏“状態”って感じかな」

と診断されたのでした。

治すには、身の回りからできるだけの化学物質をなくしつつ、
身体の解毒力と新陳代謝を高めるような生活をすればいいとのこと。
でも効果は実にゆーっくりとしか表れないので、
面倒くさがって中途半端にしてしまうと、逆に症状が悪化してしまうので、
ちゃんとやりましょう、とのこと。

再診を受けて、先生の指導のもとに生活改善に取り組んでもいいし、
先生が薦める本を参考に、独自に取り組んでもいいし、
それはあなたに任せます、と。
化学物質過敏症は、保険診療病名として認められていないから、
全額自己負担の再診をしなくて済むなら、それに越したことはないという考え。

 「タバコがつらいなら、パートナーにもよく相談して、協力してもらわないとね」

ゲンは、普段はもうタバコを吸ってません。
でも、飲み会に行くと、ちょっと吸って帰ってくることがある。

 「タバコを吸った人の肺には、タバコが貯まっているから、その人が呼吸をするだけで、その場の空気が汚染されるの。その汚染度は工場や車の比じゃないから、やめてもらわないとダメだよ」

って、マジですか(゜д゜)!? ほえ~。
ゲンもびっくり。完全禁煙してくれるって、言ってくれた。うふふー。

でも正直、再診を申し込むかどうかは、決めかねてます。
先生が言った、「私の指導は厳しいです。中途半端に治療するぐらいならやらないほうがいいので、よく考えてください」という言葉に、ちょっとビビってるのと、
独自に取り組んで済むならそれにこしたことはない、という甘い言葉もリフレイン。
とりあえず、今使っているいろんなものを、できる限り無添加のものに買い換えることから始めようかと、いろんな商品を物色中です。

でも、先生のこの言葉には救われた。

 「タバコが原因って、思いつめなくてもいいから」

タバコの煙には4000種類もの化学物質が含まれているから、
その中のどれが原因かなんて、突き止めるのは無理なんだって。
そして、決して人が吸ったタバコのせいでこの病気になったって思うな、とも言われた。
私自身、喫煙経験があるわけだし、

 「そのせいかもしれないでしょ?」

と、諌められた。
本当、そうだよね。反省。すみません。

そうそう、お香もタバコと同じで、煙が出るってことは不完全燃焼してるってことで、
それだけで化学物質を撒き散らしているんだから、使うのはやめなさいと、怒られた。
お気に入りのお香を買い足したばかりなのに……悲しい。

それにしても、過敏症外来のあるクリーンルームは、素晴らしかった。
オーガニックの診察服に着替えて、二重のドアを抜けたその瞬間から、
なっんとも言えずに気持ちが良かった。

なーんにも臭いがしない、爽やかな部屋だったの。

心置きなく深呼吸。何度も深呼吸するのが、楽しかった。
意識してクンクンしても、何も感じない。
ん? 何か臭った? と思ったら、それは自分の手のひらの臭いで。
私の手ってこんな臭いなんだと軽く驚いて、手の甲も嗅ぐ。
手のひらと同じ臭いがするけど、ちょっと薄い。
あー、わかった。コレ、今日つけてきた手袋の臭いだ。
手のひらは汗をかくから、ちょっと濃い臭いになってるのかも。
腕を臭いを嗅ぎ比べたら、昨日お風呂で使った石鹸の臭いがかすかにするだけ。
なるほどな~と、ひとりで納得してみたり。

そんな理想的な空間にいたせいか、
診察を終えて着替えるとき、自分の服の臭いが気になった。
お気に入りのセーターも、手袋も上着も、なんだか揮発クサい。
一般外来への扉を開けた瞬間もすごかった。
外よりはクリーンな病院の中なのに、いろんな異臭がムンッと鼻を突いた。
外は排ガス臭が渦を巻いているし、
家に帰ってきたら、なんだか鉄クサい。

世の中、いろんな臭いがするんだなぁ~と、改めて感じた1日でした。

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化学物質過敏症」カテゴリの記事

コメント

遅いコメントですみません、検索から来ました。

診察はもしやO先生では?

私のように、完全に受動喫煙で過敏症に
させられた人間もおります(TT)

化学物質過敏症は、発症に気づくのが早いほど
治りやすいと思います。

がんばってくださいー

投稿: 直子 | 2007.01.24 20:54

直子さん、ありがとう~~。
良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら、
なんとなーく、よくなってきています。

そうです、診察はO先生でした。
事実を淡々と簡潔明瞭に説明してくれたおかげで、
病気をただのひとつの事実として受け止めることができて、
ああ、いい先生だったなぁ~と思いました。

直子さんも、がんばってください。
きっと、良くなりますよ(^ー^)ノ

投稿: mech | 2007.01.25 23:30

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