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山田くんの真骨頂 「鴨川ホルモー」

覇気のない大学生を演らせたら、ニッポンイチ!

いやー、山田孝之くん。

好きだ!!

いい男なのに、いつの頃からかいい男を演じなくなった。
最近観た作品で気に入ってるのは、
テレビドラマの「白夜行」と、映画「252 生存者あり」。
体の奥底の重たいものから逃れられない青年の顔は、
瞳がまっすぐで、切なかった。
次から次へと悪態ばかりつくひねくれた研修医の顔は、
どうすればこんなに嫌な顔ができるんだろうってぐらい、嫌なヤツだった。

今回は、ダランとして、デレッとして、夢も希望も取り得もなく、
そのやる気のなさっぷりにはため息をつきたくなるような大学1回生だった。
キレイな顔した流行りの男の子には逆立ちしたって演じられない、
ダメさ加減が、もう、最高。
一目惚れしたコが自分のベッドで眠ってしまったときの一部始終と、
ラスト、あのコの眼鏡を取るくだりの、あの表情。
なんとも言えん。
ニヤニヤが止まらない。

摩訶不思議とか、阿呆映画とかいうキャッチがついてるようだけど、
これは、間違いなく定番の「青春映画」だ。
どんなサークルに入ろうと、どんな女の子を好きになろうと、
青竜会のメンツと同じような思いや経験を、皆、するんじゃない?
何も「ホルモー」じゃなくたって、子供が騒いでやってることなんて
ハタから見れば阿保で滑稽なことに変わりはないし。
だけど、一所懸命な様子につられて、こっちも真剣になっちゃうわけですよ。
で、映画館で一緒に叫びたくなるわけですよ。

「安倍!ゲロンチョリー!!」

って。いや、マジでちょっと声に出たもんね。
そんで、専門学校時代のことを、ちょっと思い出しました。

090428_3

笑った度:★★★★☆

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