うまい!
この秋クールは、久々にテレビドラマを何本か観ている。
2~3話分、撮りだめたものを週末に一気に観て過ごしているんだけど、
今日、ようやく「不毛地帯」を見始めた。
原作と脚本家、役者の顔ぶれから、間違いのないドラマだとは思っていたけど、
エンドロールを見た瞬間、感動した。
登場人物を、登場する舞台ごとにくくって表示してる……。
こーれは、新鮮! そんで、わかりやすい!
どこの誰をなんていう役者が演じているのか、ひとめでわかる。
ほかのドラマもこうすりゃいいのにって思った。
……でもまぁ、ほかのドラマでは、
こういう親切設計にする必要はないのかもしれない。
エンドロールのクレジット順は、
役者の格や作品内での重要度によって決められるという。
「不毛地帯」でも、もちろん考慮はされているんだけれど、
主役級の役者ばっかり出てるから、
この形になるまで、相当頭を悩ませたんじゃないかと思ったり。
たかが、クレジット。されど、クレジット。
業界の慣習や大人の事情で、名前の出る位置が悪いだの、
1枚(1人の名前だけ出るよう)にしろだの、アイツのあとに入れるなだの、
トメ前がダメなら中軸に“特出”つけて入れろだの、
とにかくいろいろ気を使わなければならないらしいのが、クレジット。
舞台ごとにくくるっていうのは、スゲー妙案。
視聴者にわかりやすく、役者の顔も立てられる。
インターフェースデザイン的にも、これはすごく良い仕事だと思う。
kyあす
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